献上の儀とは

秘窯の里「大川内山」は、1675年から廃藩置県(1871年)まで佐賀鍋島藩の藩窯が置かれこの藩窯では、将軍家や諸大名、朝廷などへ献上する高品位な焼き物が、つくられ、これが至宝「鍋島」と呼ばれています。

このような歴史を有する大川内山では、30軒の窯元がその伝統、技法を現在の伊万里焼に受け継いでおりますが、先人達の偉業と歴史に感謝しつつ、技術の枠を結集した鍋島の伝統を文化を体験し、新しい伝統文化づくりに励む意味で「鍋島藩窯秋まつり」を 開催しております。

この祭りの一つとして、往時を偲んで「献上の儀」を行っておりますが、平成16年から城主在の首長様に献上いたしております。 今回は愛知県犬山市長・田中志典様を犬山城主に見立て、献上を行いました。

献上者:伊万里鍋島焼協同組合理事長 川副虎隆他8名
      伊万里市長 塚部芳和 他2名

献上品 「色鍋島桜宝尽文瓶子」(いろなべしまさくらたからづくしもんへいし)

宝尽文は鍋島が好んで用いた図柄の一つであります。
古来、宝と言えば金銀.珠玉などの貴重な品の事を言い、気ままに繋いで連続の帯を描いた宝尽文は、幸運と不老長寿を願う江戸時代の貴族に最もふさわしいとされました。 「色鍋島桜宝尽文瓶子」は青海波を下から敷き詰め、上段は宝尽を入れる表現で心のやすらぎをもとめる日本人の美意識を意匠しています。


献上品としてロクロ、絵付け、登り窯での焼成(48時間)など、それぞれの窯元が得意の工程を分担し、丹精込め、すべて手作りで仕上げた作品であり、商品としては価値は付けられませんが、今なお、藩窯の伝統と技術を受け継ぐ窯元の技術の粋と情熱を結集し、作り上げたものであります。

【献上品 「色鍋島桜宝尽文瓶子」 火入れ神事のようす】
火入れ神事は8月24日(土)10時に大川内山登り窯で実施されました。

火入れ神事では、厳かな雰囲気の中神事が執り行われその後、昔の製法で火から手で起こし登り窯に火入れします。36時間昼夜無休で薪をくべ続け登り窯内の温度を1,300℃まで上げて行きます。

1,300℃まで上がった窯を徐々に冷やして行き窯だしは平成25年9月1日9時から実施されました。
登り窯から出した瓶子に上絵をつけ800度前後で焼きます。

松本城で行われた献上の儀のようす

献上の儀は平成25年10月11日(金)11時から、国宝犬山城近くの「どんでん館」で行われました。
献上式会場「どんでん館」
田中志典犬山市長へ献上
献上式後の記念撮影

国宝犬山城を背景に記念撮影
感謝状を頂きました。
感謝状
 
犬山城でこの上ない歓迎ムードでお出迎え頂き、献上の儀に臨んだ実行委員も大変感動いたしました。
犬山市長・田中志典をはじめ、関係者、犬山市民の皆様、本当にありがとうございました。
【過去の献上式のようす】
第19回姫路城献上の儀(兵庫県)
第21回彦根城献上の儀(滋賀県)
第22回杵築城献上の儀(大分県)
第23回松本城献上の儀(長野県)
第24回平戸城献上の儀(長崎県)

■『鍋島藩窯秋まつり』のごあんない

▲このページのTOPへ

お問合わせ
  • 鍋島藩窯秋まつり実行委員会
  • TEL 0955-23-7293
後援
  • 伊万里市・伊万里市観光協会
  • 伊万里商工会議所
大川内山見て歩きマップはPDFファイルとして掲載しています。
PDFファイルをご覧になるためにはAdobe Readerが必要です。
お持ちでない方は左のバナーをクリックしてダウンロードしてください。
鍋島藩窯秋まつり 2013.11.1~11.5
内容、画像などを権利者に無断で複製、改変、第三者への譲渡、販売、頒布など、行うことを固く禁止致します。
佐賀県伊万里市大川内町乙1806番地 伊万里鍋島焼協同組合 TEL 0955-23-7293